【老人看護】
高齢者の倫理的課題や家族の介護に直面し、悩んだ経験が、看護という仕事に真剣に向き合い老人看護専門看護師を目指すきっかけになりました。高齢者とご家族に後悔がなく、周囲の人も納得のいくケアができたと思えるようにサポートしています。相手を想う「丁寧なケアは病の人を癒す」のだと、今でも患者さんや同僚から学ぶことが多くあります。
老人看護専門看護師 M.E
【皮膚・排泄ケア】
認定看護師として専門的知識を用い、患者さんやスタッフに指導・教育していくことで、質の高い看護の提供を図ってきました。また特定行為は、手順書によりタイムリーにケアができ、患者さんの早期回復につなげられることも実感しています。入院中および在宅や施設での活動により、社会貢献につながると考えています。
皮膚・排泄ケア特定認定看護師 K.N
【皮膚・排泄ケア】
病棟に所属しながら週に1日、「褥瘡などのスキントラブルのケア」「ストーマケア」「自己導尿の指導」などを行い、院内を横断的に活動しています。今年度から創傷管理関連の特定行為研修に参加しており、研修修了後はデブリードマンや陰圧閉鎖療法の処置など、活動の範囲を広げて行きたいと思っています。
皮膚・排泄ケア認定看護師 T.E
【緩和ケア】
主にがん患者さんを全体的にアセスメントして苦痛の緩和を行い、QOLの維持向上を目標としています。外来・病棟スタッフとのカンファレンス、地域との情報交換を行い、緩和ケアチームとして多職種と情報共有しながら患者さんとご家族に寄り添い、どこでどのように過ごすかを相談します。今後はACP(人生会議)へのサポートに取り組んでいきます。
緩和ケア認定看護師 N.K
【糖尿病看護】
外来に所属し、患者さんとご家族に療養支援をしています。糖尿病の治療は食事・運動など生活習慣と密接に関係し、患者さんは生涯にわたり自己管理が必要となります。医師や栄養士、薬剤師などの多職種と連携し、患者さんが治療と日常生活との折り合いを付け、自己管理が継続できるように取り組んでいます。
糖尿病看護認定看護師 T.T
【摂食・嚥下障害看護】
日頃食べたいのに食べられなくて苦しんでいる方が、食事形態の工夫や、訓練を重ねることによって食べられるようになると、回復力もアップするように感じています。食べることは生きる意欲につながると信じて、最後の時まで好きなものを食べられるように日々活動しています。
摂食・嚥下障害看護認定看護師 N.M
【認知症看護】
認知症看護は自分の関わり次第で患者さんやご家族の選択を大きく変える可能性のある分野です。嬉しかったのは、自分のケアを見てスタッフがケアのやり方を変えてくれたことです。声を掛ける、目を合わせる、本人の反応を待つ、優しく触れるなど、看護の基本に立ち返ったケアをすることが患者さんの安心につながるということを理解してくれたのだと思っています。これからも患者さんが穏やかな入院生活を送れるよう力を尽くしていきたいと思います。
認知症看護認定看護師 Y.M
【感染管理】
玉川病院ではCOVID-19流行初期の2020年2月より発熱外来を開始し、陽性者の入院の受け入れをしています。当初は未知の感染症のため対応に悩み、重圧に押しつぶされそうになりながら、マニュアル作成をはじめとしたCOVID-19受け入れの仕組みを作ってきました。患者さんやスタッフの安全を第一に考えて、日々感染管理活動をしています。
感染管理特定認定看護師 Y.N